園芸

園芸家としのお話vol.4*タネの入手

タネの整理

冬の仕事に一つとして、タネの整理がありました。

コテージガーデンは超多品種でしたから、タネの整理が大仕事でしす。

どこから、いつ購入したのか。

在庫はどうか。

新たな発注はどうするか。

そしてその生産計画はなど、、。

本当は自分でしたいくらいでしたが、新人の仕事はタネ整理から。

調べたりデータ化することで、いろんなこと覚えたはずです。

英語は中学2年程度でしたが、タネ袋の裏の説明とかカタログの説明は理解できる私でした。

夕べ、手持ちのタネの整理をしました。

コテージガーデンが会社で使いそうなものは持って行きましたので、私のところにはその残りです。

ほんの一部です。

この他に自家採タネが雑然とあります。

これらは輸入のものが多いのですが、今朝、上野ファームの砂由紀ちゃんとタネの入荷について情報交換。

私も呑気にこれから頼もうかなと思っていたのですが、、、何と、今年はタネの入手がかなり難しということで。。。。

コロンのせいか、それとも海外でも新たんガーデニングブームが起きているということなので、そのせいか。

なので、、、大事にしなければ、、、。タネ。

こちらはサンマルツアーノのタネです。

タネの袋に、播種した日と数を書くことにしていました。

特にトマトのタネは寿命が長く、この品種は2011年から2017年まで播いています。

保存は冷蔵庫。

発芽しなくなるまで、大事に使い切ります。

F1でなければ自家採取も可能です。

自家採取のタネはやはり買ったものより発芽率は落ちますが、自分でとったので数量も確保できるとなると、盛大に播種することができます。

売れない品種はすぐに廃盤になりますので、私も保険で自家採取していました。

今、種苗法とかで、、自家採取禁止とか、、、日本の農業もなんだかわからない方向に行っています。

詳しくはよく理解していないのですが、、、楽しい園芸を邪魔する法律は許せないない、、、と、思ってもいます。

園芸の楽しみの一つに、タネを採り、それを育てるというのももちろんありますからね。

ブランデーワイン

世界一おいしいと言っても過言ではないトマトです。

これはF1ではないので、自家採取可能です。

しかし、、1本の木(株)にまともなのは4個か5個くらいしかできないのですよ。

最ももっと水をやって、肥料やっていれば取れるかもしれませんが。

本当は売るなら1個500円でも安いと思われるトマトでしょう。

写真からも見て取れるでしょう。。。美味しさが。

見たまんまの美味しさです。

まだ、、、タネはあるので、、、、苗立てでもしようかな。。。。と。

整理しながらムクムクとそんな気持ちが湧いてきたのでした。

 

 

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