うちの庭

木の剪定①

庭木の剪定

庭木の剪定って、どうしていますか。

この仕事をして25年すぎましたが、ようやく身を持ってその必要性が理解できてきました。

私自身は自然樹形が好きなのですが、そう言っているうちに育つんですよね。。。木って。

だから植えない、ていう人もいますが、それでは本末転倒。

この暑さの中、木の下だけはとっても涼しい。

我が家は大木に囲まれているので、そこを通ってくる風はクーラー要らずなんです。

木を植えるだけで地球に貢献、ってオーバーではないと思います。

でも、、、気がついたら大木に、、、、。

そう、大木になる前に、定期的に剪定すると本当に庭がスッキリします。

ちょっと、わかりづらいかもしれませんが。

こサクラは残念ながら瀕死の重症。

よく生きてるなって、、っていうほどの病気なんです。

フェンスの向こうは両親宅ですが、今回は伊藤家の庭の木を中心に剪定です。

サクラと重なっているところにに父が大事にしている先祖代々のオンコの木(イチイ)。

その右にうっすらナナカマドとツリバナ、そしてすくっと伸びているのがミズキ 。

今回は母を説得してナナカマドを伐採、ミズキも上を止めてもらいました。

中央にあるヤマボウシ。

ここには以前、ノムラモミジがありましたが、枯れたのでヤマボウシを入れましたが大雪でガッツリ折れて二代目ヤマボウシ。

しかし、やはり雪国の木ではないので度々雪折れし、形が崩れていたので、それも整形し。

そもそも、なぜナナカマドを伐採したかというと。

街路樹で普通見ているものとは別物のように大きくなる可能性があるからなんです。

はしごを掛けているのがナナカマド。

実生で出てきたものを生かしていますが、いつの間にかドイツトウヒに迫る大きさ。

多分10メートル越え。

街路樹ではこんなに大きくならないのに。。。と言ったら、剪定のA田さん。

街路樹は大きくなる前に枯れ込むことが多いのだそうです。

そもそも、北海道の山に自生する木だから、大きくなるのが正しいのでしょう。

なので敷地内に大小5本あるから、一本伐採。

そして、この木は高さを抑えて残すことにしました。

それにしても、バラの剪定は皆さん必要性を理解しているのに、どうして庭木の剪定やる人少ないのでしょう(北海道の場合ですが)。

仕事しているのを見たら、お金をかける価値はあると理解できると思います。

そしてその成果は数年後に表れます。

この様子も写真と文章だけではお伝えできないので、後ほど動画でね。

庭主交代

昨日、調査にうかがった個人宅です。

市内としては大きな敷地、150坪くらいあるでしょうか。

お屋敷も大きくて立派です。

そして、何より庭がお好きだったことを伺わせる植栽。

3年くらい前までは庭師さんがちゃんと入って、剪定していたことを伺わせます。

おじ様から土地を受け継いで、新築されるそうです。

なので使える木、伐採する木、そして工事のための移植の調査。

刈り込んだオンコの木は要らない。。。って。

モダンなお宅にはオンコの木は中々合わせにくいのは確かです。

庭はナチュラルモダンに。。

庭って、、、完全に好みですからね。

こうして庭主が交代したら、庭もガラリと変わるんだなぁと。

それはもちろん必要なこと。。ああ、、でもちょっぴり寂しいなぁと思いました。

庭づくりの時の相談の第一位って、、父、おじいちゃん、(または前人の)の残したオンコの木、どうしたらいいでしょう。。。。ですからね。

そしてうちの父も一番大事なのはオンコの木です。

今朝は久しぶりの(何年ぶりか忘れたぐらい)オムライス。

スムージーは凍らせたスイカとバナナと豆乳、ヨーグルト、それだけではパンチにかけるからウメシロップ入れました。

黙ってじっとしていても汗出てきますが、今日は剪定作業してもらってる間、集中して事務作業です。

明日、出かけるのでね。

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