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煮干し

101221

クリスマスからいきなり煮干しで、スミマセン。

これで6キロ。ジャガイモの10キロの箱二つ重ねたくらいの大きさです。

半分はコテージスタッフE山から頼まれ、残りの半分が梅木家の一年分の煮干しです。

何に使うかって、もちろん日々の料理の素に使います。

これにスタッフE山の実家がある日高から送られてくるおすそ分けの昆布を常備して毎度使います。

年末からお正月にかけ、家族で(といっても夫と三男時々だれか)テレビでも見ながら頭と腹を取り除きます。

頭と腹をとると、嵩(かさ)がずいぶん減り、12に分けて冷凍庫入り。ひと月に一袋のペースで使います。

いうまでもありませんが、出汁のとり方は簡単です。

水から一握りの煮干しと昆布をいれて、鍋に火をかけるだけ。

昆布は沸騰したら出すのが基本らしいですが、上品な出汁を取るというわけでもないので、そのままふつふつ。

だいたい水から10分たつといいと言われていますが、その日の時間帯で、さっさと引き上げつこともあれば、半分くらいになるまで煮詰めちゃうこともあります。

したがって、朝いちばんに台所ですることはこの出汁とりということになります。

この出汁をお玉に1杯取り置いて、冷めたところに卵3個を割りいれ、塩コショー砂糖少々で味付けをして、我が家の出汁巻き卵ということになります。

しっとりやさしい味の出汁巻き卵焼きです。

あるとき出汁をとり忘れ、味噌汁そのもので出汁巻き卵を作りました。

それはそれで、ほんのり味噌味の卵焼きで、それ以来時々味噌味卵焼きがレパートリーに・・・。

この出汁で我が家の一日が始まります。家族の料理番となった時から、出汁はとっていましたが、一年分常備はここ15年くらいかな。

忙しくて、手の込んだもの一切できませんが、これだけは習慣になり難しくもないので、体が自然に動きます。

この朝の習慣を毎度見ている我が家の受験生三男。一人暮らししてもきっと出汁を取るかもしれない。

でも、出汁をきっちりとる19歳男子っていうのも、ちょっと妙?

たまには違った話題でした。

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