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元旦の朝ごはん

楽しんでます、お料理。っていおうか、普段できない時間のかかる料理を作って作ってまた作って・・・。

大晦日から今日にかけて、作って家族に食べさせたい病がすごくて、「作りすぎ~」といわれながらも「いいから食べてっ」って、作り続ける私。

そんな中から、恒例元旦の朝ごはんをどうぞ。

まず、お雑煮ですが、今回、京都の料亭でも使う特別な白みそを送ってもらいましたので、いつもの澄まし仕立てとは違うお雑煮になりました。

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餅はストーブの上でもOK

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いつも具はいつもゆでるだけでしたが、今年はひと手間かけて、たっぷりとったカツオと昆布の出汁で一種類ずつ、下味をつけました。

シイタケと、鶏肉はつるんとするよう、片栗粉をまぶしてから下味をつけます。

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しっかりした下味をつけると格段においしくなります。

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我が家はいつの間におばあちゃんの血を受け継いで、全員カメラマン。私が何も言わなくとも、私のカメラ、次男ぶーちゃんのカメラ、長女のカメラが起動中。

いろいろな角度から、いろいろな目線で。

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ここで、我が家で一番冷静な評論家三男のするどい指摘。

「お母さん、ニンジンとダイコンとか花の形にしないの?三つ葉は刻んだだけ?くるっと結ぶとかしないの?柚子は?」と三男。

いや、時間なかったから、とごまかす。

「味は変わらない」と誰か(誰だか忘れた)

そう、味は変わらないよ、と私。

「料理は見た目が肝心だよ。お弁当もでしょ。」と反論する三男。

そ、そうだね。色鮮やかに、配色など気配り怠らず、盛り付け美しく、熱いものは熱く、冷たいものは冷たく・・。でも、今日は乳白色の白みそ仕立て、中が見えないから(さらにごまかし・・)、ほら、アツアツの味噌汁だよ。美味しそうだねぇ~、と私。

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こうしてワイワイガヤガヤ、お雑煮はパフォーマンス豊かに皆の前で準備(これが楽しい、お子様のいる家庭では是非っ。)

他の料理は。。。

別々に味をつけた旨煮。家族の大好物。今年は銀杏をたくさんいただいたので、大判ふるまい。

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7種の豆が入った豆のサラダ。

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煮豚とカブの漬物(母より)。

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特に三男が大好きな、おばあちゃん(私の母)特製の昆布巻き。中はサケの身とアラ。とても薄味で骨まで軟らかい。

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これもおばあちゃん特製のダイコンなます。柚子の味が効いて美味しい。

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いつもはおばあちゃん特製の黒豆だけど、今年が味噌と一緒に京都のおばんざやさんが送ってくれたので、こちらをいただく。手製の黒豆。何ともふっくらで煮汁がトロリ。甘すぎず美味しかった~。

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三色のサラダ。

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元旦の朝ごはん、みんな味わってたべたようで、作り手も満足。

この数年、中々全員揃うのが難しくなってきた梅木家。

年に一度くらいはこれからも顔を合わせたいと願うのは親だけなのかもしれないけどね。

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さて、お腹はいっぱいだけど、午後からは妹一家と隣の伊藤家へお年始。

ここでもまた、母と私の合作の料理で宴会~。

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妹一家の子供たちと梅木家の子供たちは、年も近くみな兄弟みたいに育ってとても仲良し。

みんなで乾杯!

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こうして、2011年の正月は手作り料理で無事迎えることができました。

素朴なものが多く、高価な食材はほとんどなかったけど、丁寧に作る手料理はやっぱりおいしいなぁと。

こうした営みを細々とでも続けることで、我が家も妹一家の子も、素朴な手作りの本物の味が分かる子供に育ってくれたと思っています。

育児中、食育、ってあらためて考えたことありませんでしたけど、すごく大事なことだなって、今更ながら思っています。

忙しくて普段簡単なものしかできないけど、お正月だけはね。

明日はその後の料理リポートです。

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