ノーザンホースパーク

バラ園の今後

工藤先生

2020年と2021年は緊急事態宣言においての休業で、オープンが海の日にずれ込んだこともあり、バラ園は補植などの管理ができませんでした。

本当はこの間にこそ、手を入れていればよかったのですが、そこまでは至らず。

まずは急がれるエリアの目処がついたので、やっと今年からバラ園にかかることができます。

そのためのコンサルをイコロの森代表取締役ローズグロワーの工藤俊博先生にお願いしました。

工藤先生とは古くからご縁があり、百合が原公園の出店に声をかけていただいたり、緑化協会を退職されてからは来ていただきました。

その後もバラ教室をやっていただきコテージガーデンの人気の教室でもありました。

びっちりは聞けませんでしたが、聞くだけは聞いていた私。

おかげで耳学問はバッチリ(汗)。

ノーザンのバラ園

枯らした株、数知れず。

当初、イングリッシュローズをたくさん入れましたが、残っているのはわずか。

本当に耐寒性の強いバラだけしか残っていません。

オールドローズも強耐寒性のものだけ。

本来は枝が太く大きくなり、樹木を思わせる樹形になるはずが、それもできていないものが多く。

根元を見れば古株ですが、株自体が大きくならないのにはやはり、土壌の問題もあるとみていました。

寒さによる凍害についても、単に冬囲いの問題ではなく、その前段階の問題があるなぁと。

そこを改善しなければ、いくらいい株を入れても、品種を選んでもよくならないのは経験済みにて、工藤先生の指導をいただくことにしたのです。

昨日は問題点を探り、今後のスケジュールを立てました。

今は、以前のようにほしい品種はなんでも入るという時代は過ぎて、メーカーの売れ筋、押し筋、売りたいもの、新品種がメインで、昔ながらの品種はほぼ入手できなくなっているということで、株を作るところからのスタートです。

一般的なバラ好きなの皆さんが好むようなキラキラのバラ園は環境からして難しいことを十分学びましたので、この先はこの地に合った持続可能で観光ガーデンとしても成り立つバラ園を目指していこうと思っています。

時間はかかるけど、私が70歳になるまでになんとか形のなればと、そんな夢を描くことができました。

ノーザンのスイセン

咲き揃いました。

一番好きなのはこれ。

似ているけど、多分、上がジェニー、下がジャックススナイプ。

リップの長さが違うし、色も多少違います。

咲進んで色が変わるものもあるので、なんとも言えず。

品種目をはっきりさせたい、、私です。

ここのエリアは鹿が群れてご飯を食べに来るようになり、10頭以上が来てるって。。。。

デスカンプシア ゴールドタウの新芽も鹿の好物。

レクチャー後、工藤先生をご案内しました。

私の可愛いジェニーちゃんを写真どり。

ちゃんと増やせるようにがんばりたい。

 

 

 

 

 

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