モリモリ
とにかく。
モリモリなんです。
こちらの庭は主にドライフラワー用の植物を育てています。
時々ハーブも。
稚内の特殊な気候が関係しているのだろうな、きっと。
お寺の大木*望郷樹
それはお寺の大木を見てわかりました。
今回、剪定を頼まれて行ったのですが、まさか、、ケヤキが。。。と思いつつも、FBでみなさんに問いかけたところ、ケヤキというお答えをたくさんいただきまして。
北海道にはケヤキは自生しないので、あまり使われていません。
が、札幌にはあって、月形にも大木があります。
で、ネットで調べてみると、比布神社に最北端のケヤキありと、ありました。
いやいや、ここは比布どころか宗谷地方でも最北端と言える場所。
稚内に植物を植えるときに、大丈夫か、、、とかなり警戒したのですが、、、。
笠先生に問い合わせたところ、稚内は札幌より暖かいというより寒くないので、風さえ当たらなければいろんな木が育ち、ケヤキやスギも大丈夫〜
やっぱり〜〜〜〜〜。
去年、冬囲いは厳しい環境にある稚内から始めたつもりでしたが、こちらではとっくに霜が降りて一年草など真っ黒になっていたのに、稚内はまだまだモリモリでびっくりだったんです。
お寺は周辺を山と大きな建物に囲まれているし、こちらの庭もフェンスで囲まれています。
樹木さえも植えて2年目でモリモリと育ち、剪定はまだかと思いましたが、軽く切ってもらいました。
条件さえクリアしたらかなりのものが育つという笠先生のアドバイス。
ノーザンあたりよより、、、ずっと条件が良いですね、、、、これは。
バラの育つ環境も十分ありかと思いました。
こちらのお寺は北海道では古いお寺です。
明治27年以前から布教所的なものがあり、本堂を建てた記念にこちらのイチイを植えたのだそうです。
お寺の皆さんはケヤキとは誰も知らず、昔からあったけど、、大きくなりすぎて、、、、ぐらいの感覚でした。
FBで樹木医のF田さんから「望郷樹」では?と教えてもらいました。
「望郷樹」
明治29年以前に布教師として最北のこの地にたどり着いた際に、このケヤキの苗木を持参した植えたのかなぁと、、、想像したりして。
ちなみに月形にある杉の森も望郷樹です。
「望郷樹」を検索すると「北限に生きる望郷樹」という本が出てきました。
今は古本しかないみたいですが、興味が湧いてきました。
このケヤキを屋根より低くして欲しいと言われています。
伐採を逃れるためには今のうちの思い切った剪定が必要かもしれませんね。
私の小屋
稚内の立派なドライフラワーハウスには全く及びませんが。
私の小屋建築が佳境を迎えていました。
親方一人に任せて稚内行きも後ろ髪引かれましたが、一人で大丈夫ということなので、任せました。
昨日は暗くなっていましたが帰ってきたらすぐに見にいきました。
下屋部分の建前が終わっていました(笑)
柱はつぎはぎです。
屋根を支えるタルキは赤でペンキ塗ってもらうよう、直前におねがしていきました。
幸の重みには耐えられないので、冬は突っ張り棒をたてます(笑)。
そして、これまた直前にお願いしたフレームも立っていました。
図面などなく口伝えでしたが、思ったとおりにできていました。
(ここも、、、突っ張り棒、、必要ですね(笑)豪雪地帯にしかわからないと思うけど)
嬉しくて、今朝、労いとお礼の電話をしました。
コテージガーデンの残り物がまた一つ形になった気がして、うれしかったです。