庭仕事の現場

エコロジストとしての仕事

吉谷桂子さんの持論

二日目は朝から参加できました。

昨日が初日の人もいたので、まずは心構えとも言える、吉谷桂子さんの持論から。

少なくとも造園家やガーデンデザイナーはエコロジストであるべき。

だから、持続可能な少なくとも10年はそのままの植栽を目指しているし、そのような植物を選んでいる。

そうですね。

例えば庭で出てくるものを庭で使う=ごみを出さない。

生物多様性を考え、土中環境から考える。

ガーデンや造園会にもその流れが来ているだろうし、個人のレベルでできることもたくさんありますよね。

大事な置き=植物の配置

植栽工事において、最も大事な仕事です。

今回は私も植えるというより、置きを手伝いました。

二日間一緒に動いたのはあさイチでもお馴染みの大滝暢子さんさんと一人親方として活躍している小林裕子さん。

お二人とも、植物に強いバリバリの現場お任せガーデンデザイナー*ガーデナー。

関東各方面で活躍中。

そんなメンバーの一人に加えてもらい、私もなんとかやりましたよ〜。

私も全く同じではありますが。

届いた苗を見て、直前まで試行錯誤。

100回考えた図面でも、苗を見て101回目は変えてしまうこともしばし、、という吉谷さんの名言は本当にその通り。

普段から仕事しているところも広いところが多く、3000株は莫大な数字ではないのですが、この置きにたっぷり時間をかけているのが印象的であり、勉強になりました。

美しいアンジュレーション

今回。

いいなぁと思ったのは、直線的ではないアメーバ型の花壇のエッジとそのアンジュレーションです。

エッジは私も普段つかっている鉄の板でできていました。

幅を広くとっていないので、なるほどと思いました。

この場で曲げて作ったそうです。

そして。

写真ではわかりづらいかと思いますが、花壇の中央がこんもりしていて、そのアンジュレーション(盛り上がり=地形)が美しいのです。

真ん中が凹み気味だったり土が少ないと魅力半減。

このアンジュレーションは同時に土中環境を整えるのに役立っている、、。多分そうでしょう。

決めポーズで

皆で集合写真を撮りました。

いくつか撮ったうち、いつものチーム梅木での決めポーズでもお願いしました。

私が一番威張って見えるか〜(笑)

こちらの写真は片付け終わって、帰る直前にもう一枚いただきました。

朝のミーティングの素晴らしいお話で、みんな心が一つになって仕事をしたように感じます。

その充実感が現れたみなさんの最後の笑顔でした。

今日は雨の中決行しているはず。

どこまで進んだか。

仕上がりもまた見に行こうと思います。

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