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株間

昨日は教室三日目。

午後はみなさん違うタイプの容器で作られ、久々に3個同時進行の教室になりました^_^;

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↓こちらは生徒さんの作品。

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これは私が皆さんの前で作ったデモのサンプル。

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お気づきでしょうか。

かなり株間をとっています。

最近は作った時が仕上がり時ということで、ビシビシ花苗を入れる傾向が強くなっていまして。

もちろん、私もそういったものを作ります。

が、このパンジーとビオラと球根の組み合わせは長ーーーーく愉しむ、ということもあり、相当株間をとります。

あまりにもビシビシに入れますと、中央が盛り上がり、形を保つのが大変になるのです。

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これは30センチの小さなコンテナですが入っている株数は3株。

植えて2週間ほどです。

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↑こちらは直径40センチのリース型コンテナ。

植えて1週間ほど。

パンジー、ビオラは5株、その他宿根草を3株。

徐々に埋まってきました。

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↑こちらは昨日植えたものですが、パンジー、ビオラが6株、宿根草が4株。宿根草は株間を詰め気味にして詰め詰めで入れてもOKですが、パンジービオラ同志は株間を開けます。

考え方で植え込み方法は違ってきますから、これは正しく、これが間違っているというのはないと思います。

教室の中で、「趣味の園芸で金子先生が同じシリーズ同志を植えた方がよいとありましたが?」と質問がありました。

金子先生のおっしゃる通り、株の育ち方はシリーズで相当違いますので、合わせた方が分かりやすく、特徴を生かせますし、きれいに収まります。

が、考え方を替えれば、横張り性の強い品種と立ち性の強い品種は隣にするとお互いの欠点を補うという考え方もできます。なので、広がりが少ないパンジーの隣に広がるタイプのビオラを持ってくると、よくなりますよ~

と、お答えしましたところ、「それが梅木流ですね」と質問の生徒さん~(*^_^*)

つまり、決まりは全くないのです。基本の基本を理解し、あとは自由自在。

そう、ノーベル賞受賞の研究の様に~(なーーんて^_^;)

詰めすぎはよくないとか、仕上がった時にこれでは株間が空きすぎて変だとか。。。そういったことはまったく自由であり、本人がどうしたいか、どう表現したいかということが重要ですね。

・・・朝から熱くなりました(*_*)が、

山中教授の受賞とコメントを聞いて、嬉しくてたまらない本日の朝でした。

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ところで、昨日も選んだカゴが店に置きっぱなしになっていまして。。。。

カワイイ組み合わせです。

どなた様でしょう^_^;

2~3日置いておきますが、連絡がない場合、バラして売り場に戻します~

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