庭仕事の現場

空水茶屋@埼玉県富士見市

空水茶屋

プロデュースは井川さんです。

ロゴもシンボルカラーもマークも。

全て自分でやっちゃうというマルチな井川さん。

下見と打ち合わせに二回。

工事に二回。

そして竣工後今回で5回目。

周辺

経営者の島田さんはこのあたりに代々続く農家さんです。

今は農地で、農業体験スクールソラシド主宰。

日本の伝統野菜を種取りから栽培、収穫まで体験できるスクールをやっています。

さらにプロパンガス屋さん、アパート所有、その他いろいろやられているようで、周辺には一族の屋敷、庭などが集中していました。

聞けば、周辺も開発が進み、相続が発生するとその土地は切り刻まれて住宅街になってきたのだとか。

打ち合わせに行った時、周辺も案内していただきました。

この辺りは起伏に飛んでいて坂道も多く、すぐ近くには森に囲まれた神社がありました

まさしく鎮守の森。

さらに秩父の山々からの伏流水が湧き水になって沸いているという場所でもありました。

土中環境

最初に島田さんが相談したのは大地の再生でご活躍の矢野さんでした。

(まだ読み込んでいません)

矢野さんは即座にこの地の水の重要性を見抜き、カフェを取り巻くこの地域全体の環境改善を提案されたようです。

その後、ワークショップ形式で大勢の皆さんが参加しての大地の再生、、、をした後の井川さんへの依頼=私への造園依頼、だったのでした。

そして、、今回工事をお願いした栗原さんもこちらの流れを汲む造園屋さんでした。

栗原さんはこちらの高田さんと一緒に仕事されています。(まだ読み込んでいません笑)

経営者の島田さんに、矢野さんの最初の工事に理解を示した時のほっとした顔を忘れられません。

何も知らない造園屋さんであれば、おそらく全否定でしょうから。

さらなる偶然は助っ人で入ったチーム梅木のミキティは高田さんの弟子の造園屋出身〜。

ちなみに、、私の先生でもある正木覚さんも土中環境重視の設計、工事を行っている方です。

砕石に砕いた瓦、ウッドチップをミックスしたマルチ。

今や造園の最先端ともいえる大地の再生、土中環境重視の造園現場に立ち会え、実戦できてラッキーでした。

ぐるり

このように今回は見た目はもちろんですが、その下に手間がかかっています。

その仕上げを見ていなかったので、とっても楽しみでした。

屋敷周りをぐるりと整備するのは案外大変です=時間がかかる。

こういった何気ないところもきれいにしてもらいました。

こういうところ(繋ぎ)が大事。

建物裏も、ボーボーでしたが、段ボールマルチを実践してもらいました。

小さなバイオネストもできていた。

ほぼ工事をお任せというのは、実は今回初めてのようなもの。

信頼できる栗原造園さんだからこそ。

打ち合わせから竣工まで、さらに何度も泊まらせてもらって、ありがとう。

楽しく勉強になった工事でした。

 

 

 

 

 

 

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